学童保育を初めて利用される保護者様へ①
このたびは、ご入学、ご進級おめでとうございます。
学童クラブは保護者が運営するものです。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
- 学童保育の始まり
1960年代経済成長期、都市部の共働き世帯の保護者たちが小学生の子どもの預け先に困り、保護者が協力・連帯して、仕事と子育ての両立という共通・共有の課題を解決するために、自ら立ち上げ自主運営してきたのが学童保育の始まりです。1997年、児童福祉法の中に「放課後児童健全育成事業」という名称で、学童保育が初めて法律に登場しました。しかし、保育園のように市町村に保育する義務を課すものとはなっていません。
高崎市では、「地域の子どもは地域で育てる」という観点から、学童保育事業は、運営委員会(地域)へ委託されています。また、NPO法人などの第三者への再委託は禁止されています。
2. 学童保育の特徴
①学童保育は、提供するのも利用するのも保護者であり、役員の負担が重いこと。
②学童保育は、厚生労働省の所管であり、学校の運営とは関係がないこと。
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所 管 |
提 供 者 |
かかわり方 |
利用者 |
法的な位置づけ |
小学校 |
教育委員会・校長 |
職業 |
保護者 |
義務教育 |
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保育園 |
社会福祉法人・園長 |
職業 |
保護者 |
市町村・保育する義務 |
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地域・保護者会役員 |
ボランティア |
保護者 |
市町村・利用促進に努力 |