こうした状況を受け、市と市教委は5日、市内の幼稚園と小中学校計37校園の園長、校長らによる臨時校園長会を開いた。会場は市役所で、一部の校園長はリモートで参加した。
市教委からは、13人のうち10人が放課後児童クラブの子どもたちと報告され、県から発表があることも伝えられた。
校園長会で片岡聡一市長は「今回の感染は、誰が悪いわけでもない。検査態勢を拡充し、早急にオンライン授業の環境を整えたい」と話し、久山延司・市教育長は「休校の間、子どもたちの学習を保障するため、最大限のサポートをする」とした。
市教委によると、小中学生計約6000人について1人1台のパソコンが配備されている。今後は通信環境を整え、学校にいる児童と家庭にいる児童との間で、双方向のやりとりができる授業を目指すとしている。